カメラ空港に忘れました。。。

タイトル通りです、アホすぎYunaです。

 

いや、本当にね。ロンセストンからメルボルン経由でパースに戻る帰路の話。ロンセストンの空港に早めの着き、チェックイン、セキュリティも済ませ、搭乗を待っていた私。この旅でたくさん写真を撮ってくれた私の相棒SONY RX-100。それと最終日思いつきで買った本を手元にリラックスしていたんですよ。目につくところに本とカメラを置いていたの。空港のアナウンスで所持品から目を離さないようお気をつけくださいやら、お忘れ物がないようお気をつけくださいやらのアナウンスを何度も耳にしていたし、それに対してそんな人がいるわけない、こんなに目の前にあるし忘れっこないと脳内で一人ツッコミするくらいにはちゃんと意識あったんです。

 

いざ搭乗が始まったんだけど、ゲートが見つからない。なんとなく向かった先はまさかの出口!!!??飛んだ天然発揮してしまった私。せっかく中に入ったのに自ら出てしまったの。馬鹿すぎる。そしてテンパる私。また出発口から入り、セキュリティーを通り無事ゲートへたどり着く。そしてちゃんと搭乗。席について一息ついたところで、大事なことに気づく。

 

肩に下げていたはずの、カメラが、ない…!?いやリュックに入れてあるのかも?と思い見てみるもない、きっとセキュリティのところに忘れたんだ!と思いました。パニクってて、X線通した後取り忘れたんだと。

急いで入り口のところにいるCAに忘れたことを伝える。どこで忘れたか、どれくらいのサイズでカバーはしてあるか、何色のカバーか、メーカーなども伝えた。乗客が戻って探すことはできないらしい。今の特徴などをスタッフに伝えて探してみると対応してくれた。それまで席で待っていてと。

そわそわしながら席で待つ。実は私、カメラは大好きなんですが、カメラ運がとことんないため、またかと半分泣きそう。離陸の時間は刻一刻と迫ってきている。

大方の乗客は登場し終えた模様。CAがこちらにやってくる。見つかってますようにと願ってはいたが、CAの手にはカメラはない。そして彼女はごめんなさい、見つけられなかったわ、ここに電話してみてと空港の連絡先を渡してくれた。自分が悪いのに申し訳なさそうに謝るCAさん。でも悔しくて泣きそうな私。涙をこらえながら大丈夫ですと返すが心境はすごくブルー。その後もパイロットの方が少し日本語を話せるようで対応してくれた。私の連絡先を名前を聞いて、彼もまたごめんなさいと言っていたのと、多分大丈夫と言ってくれた。

 

それでも私の心境は優しい対応に感動した反面、落ち込みも半端なかった。もしかしたらリュック見たとき見えなかっただけで、奥の方にあるかもしれない。きっとそうだ、だってカメラ忘れるなんてあるはずない。そんなことを願いながら、考えないように眠って過ごしていました。

 

経由地であるメルボルンにつきリュックの中を改めて確認するも、カメラはありませんでした。落ち込みながらも、空港に連絡する。回答は明日の朝9時以降また電話してくれとのこと。そんなに待ったら誰か持っていくんじゃね?と思ったり。連絡先教えたのに未だに連絡ないってことはやっぱ見つかってないんだろう。と本当にマジで意味わからないくらい落ち込んでいました(笑)

 

しょうがないと割り切りながらも、自分が悪いとわかっていながらも、悲しくってしょうがなかった。メルボルンからパースの飛行機の搭乗が始まり、ギリギリになってゲートに向かった私。なぜかバーコードが引っかかり、焦る私。係員の方が英語で何か言うがテンパってわからない。するとトランスレーションを使って私に見せてくれた問いかけは、

 

あなたは何か失いましたか?

 

・・・・・え。まさか?

・・・カメラ。

 

そう答えた私に、彼女はこれ。と渡してくました。忘れてしまった私のカメラを。

もうね、めちゃくちゃ感動して、ありがとうしか言えなかった。

 

多分ね、私の便が離陸する時には見つからなかったんだけど、そのあとに見つかったんだと思う。そしてその日ロンセストンからメルボルン行きの便が1時間後にもあったからその便で届いて、名前と連絡先を教えてたからバーコードで引っかかるようにされていたんだと思う。

 

いや、マジで今のシステムすごすぎ。そして世の中捨てたもんじゃないなと。悪い人ばかりではないんだなと。日頃の行いがいいんだなと(それは言い過ぎ)

本当に本当にこれからは気をつけようと思いましたとさ。